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リハビリエッセー(旧)
保健医療学部

関西福祉科学大学にて“健康フォ-ラム”第11回「認知症ケアの扉を開く」を開催しました。

 2015年2月17日(火)、関西福祉科学大学附属総合リハビリテ-ション診療所の主催で柏原市民を対象とした“健康フォーラム”を実施しました。本フォーラムは、地域にお住まいの方の健康生活を支えていく取り組みをしたいと考え、4月より開催しています。今回は、脳の機能と認知症予防について、楽しく体験しながら受講いただけるように、講演の後、3つに分かれてご興味のある体験分科会をお選びいただき、ご参加いただきました。
 47名の参加者に対して、本大学保健医療学部の渡辺学部長より、開会の挨拶を行いました。さらに、今回のテ-マである認知症の基礎知識についてわかりやすくご説明いただきました。
(→写真1)

 
 
保健医療学部の梛野准教授より“脳と認知症―認知症予防をあきらめない”について講義が行われました。認知症を予防するためには脳を健康に保つことが大事です。体の健康を維持するためには食事、運動が大事です。そこで“脳と認知症—脳と認知症予防をあきらめない”と題し、脳の健康を維持するためにはどうすればよいのか?についてお話しました。普段の生活において心掛けることなど、できるだけ具体的に説明し、最後には脳の健康に役立つ食材についてもご説明いたしました。
(→写真2)

 
 
 講演後に①認知症予防のトレ-ニング、②指導者向けのトレ-ニング指導のコツと③情報交換会の3つに分かれて体験分科会を行いました。
 ①認知症予防のトレ-ニングには31名の方が参加されました。藤井助教より“楽しみながら予防しよう!”と題して、認知症予防のポイントを体験しながら学ぶ講義が実施されました。認知症の予防には、脳の活性化とそれをいかに生活の中に取り入れるかが重要であるということを、ゲームや運動体験を通して学んでいただきました。参加の皆様は熱心に、楽しみながら取り組まれていました。
 写真3はグル-プで言葉のゲ-ムに取り組まれているところです。ちょっとしたゲ-ムを行うだけでも脳をいかに使っているのかということを学習していただきました。
(→写真3)

 
 
 また、認知症とは無縁に年齢を経ても活躍されている高齢者についてご紹介しました。そういった方の特徴として、「自分なりのこだわりがある」「新しいことに挑戦している」「目標がある」「人との関わりがある」が挙げられています。このことから、日常生活に役立つ工夫点はないか等についても紹介しました。
(→写真4)

 
 横井准教授より、〝トレ-ニング指導のコツ(指導者向け)“について講義が行われました。この分科会には10名の参加が参加されていました。
まず、認知症の一次予防事業に役立つように、一般住民に対して認知症の理解を深めてもらうための講義のコツを伝達しました。この時、相手の心の準備状態や実践の程度に合わせて働きかけを変えるTranstheoretical Modelを一部採用し、中核症状の内、記憶障害に焦点をあてて臨床場面で起こり易い症状とその対応方法を説明しました。次に、通所系サービスにおいて即 実践できるように、集団を用いた脳の機能別強化の方法を、実技を交えて伝達しました。この時、課題そのものの効果と職員の接し方による効果を伝えました。
(→写真5)

 

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